顧問紹介 

顧問 堀田 清(薬学博士/北海道医療大学准教授)

『植物のエネルギーこそ地球の元気』

 私は幼少の頃から、北海道の襟裳岬にほど近い地域で自然に親しみながら育ちました。やがて北海道大学の薬学部で博士号を取得し、助手としてケミカルな新薬開発の研究に明け暮れていましたが、次第に体調を崩してしまいました。そんな折、現在私の所属する北海道医療大学に移り、生薬の素晴らしさ、人にとっての植物の存在の貴重さに目覚め、薬用植物園の園長に就任しました。その後は、また私の研究テーマのひとつとなった”荒れた山林の里山化”を具現化すべく、大学の裏山に所有していた約16ヘクタールの森を整備し、「北方系生態観察園」の設立に奔走しました。13年間かけて整備を続けた結果、現在はカタクリなどの和ハーブが多数生える場所となり、今もなお有用植物たちが増え続けています。

 私が植物の写真を撮るようになったのは、私が手をかけた観察園の植物たちが私の子供のように思え、その全ての芽出しから枯れるまでのステキな瞬間を、フィルムに残したいと思ったのがきっかけです。専門家のアドバイスなどを受け、また毎日、山へ通っているうちに、腕が上がったようで、色々な方が私の背中を押してくださって、北海道道内はいざ知らず、東京の六本木ミッドタウンや東京女子医科大学、また静岡県や熊本県など、全国各地で数多くの写真展を開催できるようになりました。また、私の撮った生命エネルギー満ち溢れる写真を、植物写真フォトエッセイ 「植物エネルギー 北方系生態観察園の四季」として北海道新聞社より出版させていただく機会にも恵まれました。

 そしてこの度、協会の和ハーブプロジェクトの主旨に賛同し、協会主催の和ハーブ検定テキストに、私の撮った植物の写真を、多数提供させていただく事になりました。

 もし地球上から植物がいなくなったら・・・全ての生命体は死滅します。ですから「地上の全ての植物」=「地球の元気」ということになります。そして植物は、人種、宗教、国を越えて全ての人が愛せる唯一のものです。知識は愛を育む原動力になります。

 日本の植物たちは世界一素晴らしいと思います。例えば、七味唐辛子の七味には何が使われているかご存じでしょうか? 「七味唐辛子」こそ、和ハーブの伝統知識が集約された“日本初のミックススパイス”なのです。

 ぜひ皆さんにも、この和ハーブ検定をきっかけに、身近な日本のハーブのことを知っていただければと思います。

■プロフィール  

顧問  堀田 清

Kiyoshi Horita 

北海道医療大学薬学部 薬用植物園・北方系生態観察園担当准教授

北海道医療大学発ベンチャー企業である(株)植物エネルギー 代表取締役。

薬学博士、同時に全国各地で個展を開き、写真集も出版する著名な植物カメラマンでもある。

ホームページ:「元気の種」 http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~maruho/ ブログ:「元気の出るお・は・な・し」 http://maruhogenkinotane.cocolog-nifty.com/