現代でも身近な和ハーブ、ヤツデ
こちらの葉っぱ、見覚えはありますか?
東銀座駅から徒歩2分の場所に位置する協会本部事務局のある通りにも植えられています。事務局スタッフたちが午後疲れてくるころ、喝を入れるため隣のコーヒーショップに行くと、その脇でいつも青々としています。
よく見かけるけど、いざ名前を聞かれると「?」となりやすい、こちらの和ハーブは、「ヤツデ」(ウコギ科ヤツデ属)です。

「八つの手」と書きますが、八つというから8つに分かれている、という意味ではなく、「八つ」=「たくさん」という意味からきています。
実際は葉は「7・9・11」と奇数に裂け、幼木は3・5裂するため、「8」になることはない、と知ったときは思わず笑ってしまいました!
ヤツデは縁起の良い木として知られ、庭木としても植えられますし、店先に鉢植えが置かれているのを見たことがある方も多いかと思います。別名「テングノハウチワ」とも呼ばれます。
少量の毒性があり、食べることはできませんが、その毒性を利用してかつては汲み取り式トイレの横に植えられ、蛆虫用殺虫剤としても使用されていたという歴史があります。
葉にはサポニンが含まれ、薬用になり、お風呂に入れるとリウマチの痛みなどに効果があるといわれ、「入浴剤の王様」という異名も。
冬に白い放射状の花を咲かせます。花が少ない寒い冬にはひときわ目立つ存在です!

現代でも身近な和ハーブ、ヤツデ。ぜひ注目してみてくださいね!